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契約書のチェック:フリーランスのための契約書の知識 2

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1で述べたように、契約は、締結すると当事者間に法的な拘束力をもたらします。

そこで、契約が書面になったとき、あるいは相手からこのような契約で締結したいのでと一方的に契約書面を提示されたときに、どのような点に目を向ければよいか、について、考えてみます。

一般的に気を付けること

・主体や場所、目的などが省略されていないか
・無効な条件や不明確な条件がないか
・不公平な条件が内容になっていないか
・ことばの意味が明確なものになっているか、多義的で、違った解釈ができるのではないか
・契約に違反したときに、どうなるのか
・契約が適用される範囲は、どのようになっているか
・価格、支払いの期限、入金方法の明確性
・遅延損害金について
・損害賠償額について
・危険負担について(民法改正についても注意)
・契約の解除について
・免責事項について
・契約の修正や変更についての条件
・契約の期間について
・成果物のクオリティの保証、クオリティ審査の有無などについて

著作権についての契約としてとくに気を付けること

・著作物の譲渡か、利用許諾か、
・著作物の利用の範囲について(たとえば、印刷物なら発行部数や発行期間、印刷物の再発行の場合のこと。サイトへの素材なら掲載場所やその期間など。演奏なら演奏の録音録画の可否や公開方法公開媒体など)
・著作物の利用許諾契約の場合、独占的なものかどうか、
・著作者人格権の行使について
・著作物や著作権の第三者への譲渡について
・著作物を勝手に改変して利用しないことの明記、
・著作物の二次利用について

契約の内容を検討するにあたっては、以上のような点に注意をします。

ほかにも、時と場合によっては、様々な検討するべき点が生じます。

そのすべてを完璧にピックアップすることは難しいかもしれません。

しかし、そのような場合でも、もしも不測の事態が生じたときには、お互いにきちんと話し合う、というような一文を入れておいて、一方的な契約になるのを防ぐこともできます。

あとになって、こうしておけばよかった、このようなつもりはなかった、というようなことにならないように、契約の内容はしっかりと見ておくようにしましょう。

お問い合わせ
(担当:生沼行政書士事務所 生沼)

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